マネジメント【作成中・・】
マネジメントの役割は何か?
3つあって、
1. 企業組織に特有の使命、目的を果たすために存在する
2. 仕事を通じて働く人にとって、生計、地位、コミュニティとの絆、自己実現を図る手段であり、働く人を生かすために存在する
3. 社会の問題の解決に貢献する役割がある
企業とは何か?
企業とは営利組織を指すのではない。企業が何かは顧客が決めることである。
そのため企業の目的は顧客を創造することである。そのために重要なことは2つのみであり、マーケティング(顧客の欲求からスタートする)とイノベーション(新しい価値をつくる)である。そして生産性向上の3つを束ねた結果として得られる顧客からの評価が「利益」である。利益は成果の判定基準であり、リスクへの保険であり、より良い労働環境を生むための原資であり、社会的なサービスと満足や豊かさをもたらす原資である。
事業は何か?
事業の定義は難しい。しかし事業の定義があって初めて、目標を設定し、戦略を発展させ、資源を集中し、活動を開始することができる。業績を上げるべくマネジメントできるようになる。
各々の自らの企業の相違なる両立不能な矛盾した「事業の定義」にそって、社内のあらゆる階層の意思決定が間違って行われている。あらゆる組織において、「我々の事業は何か」を問うことこそ、トップマネジメントの責任である。
顧客の満足こそ、企業の使命であり目的である。そのため「我々の事業は何か」の問いには「顧客」のAs is To beから生まれる課題と対する解決策に対する価値は何か?からスタートする必要がある。
顧客を発見する問いの流れは「顧客は誰か?どこにいるか?何を買うか?」である。事業の予測される変化に適応するための問いは「我々の事業は何になるか?どの市場や環境に影響を与えるか、それが許されるのか?どのように人口構造や経済構造が変化するか?今の財やサービスで満たされていない顧客の欲求は何か?」であり、現在の事業を修正し、延長し、発展させる。また、新たな価値の発見・創造をするために「我々の事業は何であるべきか」との問いも必要である。この問いを発しない企業は重大な機会を逃す。新しい事業の開始の決定と同じように、「何を捨てるか」も重要である。この問いを行うことで明日を作る時間を資源を意欲を持つことができる。
事業の目標とは?
事業を定義したら目標に具体化しなければならない。そのままでは洞察や意図、警告にすぎない。目標設定はマーケティングとイノベーションについて行う。
マーケティングの目標:
集中の目標:集中すべき分野はどこか?
市場地位の目標:市場において目指すべき地位は最大でなく最適である
イノベーションの目標:
製品とサービスにおけるイノベーション
市場におけるイノベーション
製品を市場に持っていくまでの間におけるイノベーション
→そのイノベーションの影響度と重要度の測定が難しい
経営資源の目標:
労働(人材)・資本(金)・動的資源(土地・物)
生産性の目標:
上記3つの資源をマネジメントによってバランスする。
→マネジメントの重要な仕事の一つである。
社会的責任の目標:
社会や経済(消費者運動や環境破壊も)は企業を一夜にして消滅させる力を持つ。企業や社会や経済がその企業が有用かつ生産的な仕事をしているとみなす限りにおいてその存続を許されている。
費用としての利益:
上記の目標を設定することで「どれだけ利益が必要か」の問いに取り組める。
目標設定に必要なバランス 三種類:
利益とのバランス
近い将来と遠い将来とのバランス
他の目標とのバランス、目標間のトレードオフ
※あらゆることを少しずつ手がけることは最悪である。。。
実行に移す:
「我々の事業は何か?何になるか?何であるべきか」を考え目標を検討するのは知識を得るためではなく、行動するためである。そうすることで、組織のエネルギーと資源を正しい成果に集中することができる。
次は具体的な目標、期限、計画、具体的な仕事の割り当てである
※目標は実行に移さなければ目標ではない。夢に過ぎない。